松山行ったけん~2
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さかほし的に、
まともに松山観光(ぷらぷら)した経験が無く…
記憶にあるのは…といっても大昔、
中高生時代に銀天街~大街道をウロウロしたくらい?
(今はなき“ラフォーレ原宿・松山” に行きたくて行きたくて。笑)
なので今回は、松山の街を ぷらぷら出来て
とてもとても有意義な旅になりまして♪
今年1月に閉館したラフォーレ原宿・松山→
(左側)愛媛県美術館にて[八犬伝の世界]…滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」のあれですね!
って、
全く詳しくないワタクシでありまして(読書嫌いなもので…)
ですが 浮世絵(かな?)を見ているうちになんとなく掴めて来まして、面白かった!
話の内容は・・・ボチボチ読んでいければ・・(^^;)と思いつつ、
何が凄かった!感動したか!!!って、、、やっぱり挿絵の躍動感と構図と色づかいでしょうか!?
これ全て、
下絵を 馬琴 自身が描いてた~っていうんだから、凄すぎでしょ!
物語を想像すると同時に、映像となって頭の中に浮かんでたんだろうナァ~~
ていうか、映像が先で、文字が後なのか・・・???
ん~~ どっちみち、凄い凄い。ってことであります。
キャラクターの描きわけ方も、それぞれに特徴を持たせてお見事な感じで。(←…?なんか偉そう。。。笑)
登場人物皆の名前に「犬」という文字が入っていること
「玉 を持った者(剣士?)が集まり悪と闘う」という雰囲気からは、
コナンでお馴染み青山剛昌さんの「YAIBA」を思い出してしまいまして。
あまり漫画を知らないワタクシですが(漫画“も”ですが…(^^;))YAIBAは全巻揃えるくらいはまりまして。
(※YAIBAは剣士が集まる・・というより、玉を集めて→パワーアップして→悪と闘う という話ですが。たしか?)
もっと本編を知っていれば、もっともーっと楽しめるなぁと思いながら見ておりました。
しかし、
200年前のものとは感じさせない、ユーモアのあるアイデアと美しさと、、とても愉快でした。。♪
江戸時代は遙か昔に思っていましたが
当時の人達も、私がYAIBAを読んでハマってたような感じで
ワクワク愉快に読んでいたんだろうナァと想像すると
なんだか江戸時代って、最近の事じゃないか!???と思えてしまいながらも…しかし、
この作品を現代人が読むには、まず読めるように訳して貰わないとムリなわけで…
(私には呪文にしか見えませんでしたし。。。(^^;))
ってことから、
やっぱりコレは「200年前の江戸時代のものである」と実感するんだけども
小説=非現実的な世界へ求める、面白さ!感動!ロマン!・・とか冒険心??
(なんと言うのでしょうね(^^;)うまく書けませんがー。。)
現実では有り得ない話、それにワクワクドキドキ、刺激を欲する感情?感覚的な部分は、
今も昔も殆ど…むしろ、なんにも変わって無いんだなぁ~~~と思えて 不思議な感覚でした。
(この感覚、伝わっているでしょうか。。? ←この言葉、毎度お馴染みになってしまってますが。笑)
(右側)三越7Fにて[太田隆司ペーパーアートの世界展](【松山三越】 【LONSEAL ONLINE】)
こちらも本当~~~~~に、、、間違いない。。。!!
ほんとに、間違いない!!
愉快でした!!!(・・大興奮だ。笑)
チケットを頂いて興味が湧いたので ぷらりと覗いてみよっかな~って軽い感じがキッカケで、、、
で す が、
凄すぎて楽しすぎ愉快すぎて、時間を忘れて見入っちゃいました!
1周目は流して、
2周目で確認(細部のネタや工夫の)、
3周目で念押し頭に焼き付けるための再確認!!!
と、
気がつけば2~3時間ずーっと、案内をしてくださってたT本さんと(なぜか伏せ字?笑)
あーだこーだワーワーキャッキャ言いながら堪能させていただきました。。♪ (てか、居すぎ?笑)
中央にはテレビが置いてあり、そこからは「TVチャンピオン」が流れているので
もちろん見ていると、 、(普通に大好き!TVチャンピオン!!!笑)
どうやらこの太田サン、
どうやらどうやら、『 ペーパークラフトチャンピオン 』らしく。。。。!
なるほど!!!
凄いはずだ!!!
TVチャンピオンの“チャンピオン!!”ってのは、
間違いなく、正真正銘の チャンピオンですから!!
(・・という、信頼感の問題で、感動は倍以上!)
11日~数日間(かな?)太田隆司さんご本人登場のトークイベントがあるみたいなので
行かれる環境にある方は、ぜひぜひ 太田隆司職人=匠の技を、
そしてトークを生で味わってみられると良いかと!!
(さかほし的にも ぜひお会いしたかった!
そして サインが欲しかった!!←グッと来た人のサインを集めたがりなもので。笑
今回は ニアミスだもんで致し方ないが!…無念(>_<)いつか必ず!!!)
この太田さんの世界は、
お子様からお年寄りまで、家族みんなで楽しめる素敵な作品ばかりで、、ほんとに感動!!
そこにはいつも、名車と犬が登場していて。<きっと車がお好きなのだと
どれも幸せそうなシーンばかりで、出てくる皆が明るくて笑いがあって、、
結婚式の風景、花嫁さんモチーフのものが 今回の展示に多かったのが印象的。
さかほし的にお気に入りなのは、「紙岡自動車」という(タイトルではないかも)作品。
その
≪ 感想文 ≫
舞台はとある古民家。
玄関上には「紙岡自動車」という看板がかかっていて。
この日はこの家のお嬢さんが お嫁に行く日…のよう。
そして、もうすぐ、出発・・って感じで。
着付けも支度も調い終えた、すっかり 花嫁さん姿 のお嬢さんは
1階玄関入って直ぐに座っていて、
その隣には、
ちょ~っと ご機嫌になってる きっと親戚のオジサン。
絡まれとるーー って感じ。笑
玄関にはたくさんの靴や サンダルが脱いであって
家の内外を 大勢の人が忙しくバタバタ出入りしている様子が伺える。
2階に目を移すと。
ベランダの手すりに寄りかかりながら ぼんやり外を眺めている、
きっと花嫁の父であろう中年男性が。
その表情はとても寂しそうで、
目の前遠くに広がる町並みでも見ながら
娘との想い出にグッと涙が込み上げ我慢しているように、見えた。
その男性に近づき後ろから何か話しかけてる中年女性は、きっと花嫁の母。
たぶん、、
母「お父さん、もう そろそろですよ~」
父「んー。わかったーー。。。」
幸せいっぱい喜んで送り出してあげたい
だけどーーー!…複雑な父の心。
母はこういうとき、強いんだよね!!
ていうか、忙しすぎて 感傷的になってられん~って事なのかも。笑
なんてなんて。
そんなやりとりが聞こえてきそうな、
ん~~、
思い出してもシンミリとしちゃう、そして日本っぽい幸せな家族の風景。
なんとも言えない、いい具合でした。。。♪
≪紙岡自動車~感想終わり~≫
ポスターにも書いて有るとおり、
『 紙に技あり。情景にドラマ有り。 』
まさしく!!!!で、
感想文に書いたみたいに、
中の人達の会話、気温や空気のにおいまで(海とか花火とか)いろんなことを、
半ば強制的に想像させられる、、
本当に、素晴らしすぎな作品“のみ”で、どっぷり 世界に はまりました。。。☆
こりゃ生で見なイケンやろ~~!!!
と、直感信じて見に来て良かった!!!!大ヒット♪
チケットをくださった宇和島の中村さんに感謝です☆
・・・もうちょいと、続きます。。。☆【3へ進む】 【1に戻る】
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by imag0220
| 2008-08-12 08:12
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